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業務用の栗はどこで生産されている?日本が誇る栗の名産地5選

食らぶ編集部のワタベンです。こんにちは!飲食店の運営を頑張っている皆様は、食で季節を演出する達人ばかりだと思いますが、秋を彩るのに効果的な食材『栗』の仕入れにこだわりはありますか?食らぶでは、栗にもさまざまな産地やブランドによって特色があることを知っていただきたく、今回は栗の特集を企画しました!

 

ボクはお米のマスコットキャラクター、食らぶだよ。ボクとの相性もぴったりの栗は、惣菜からスイーツまで、とっても守備範囲が広い食材。中国や韓国産の栗も美味しいけど、今回は国内の栗に注目してみようと思うんだ。

 

そんなわけで、この記事は、知っているようで知らない栗の情報満載でお届けします。仕入れてみてほしい名産地の銘柄栗などをご紹介する前に、栗の栄養価などの基本情報についてお伝えするとしましょう。

 

そもそも栗とは?いがの中には何個入っている?

栗はブナ科に属するいわゆる『堅果類』に当たる食材。木の実系の中では珍しく、糖質が主成分です。砂糖が調味料として定着する以前には、貴重な甘味料的存在として利用されていたというので、人の食生活との関わりではかなり歴史が深い食材。

 

市場に出回るのは、大粒の日本栗と、やや小粒で焼き栗に加工されることの多い中国栗、日本の栗に似た質でコスパが良い韓国産のほか、皮むきが楽なヨーロッパ産なども。

 

とげとげした栗の『いが』の中には、通常3粒の栗が収まっており、栗のかたい外皮を鬼皮、内部の薄皮を渋皮と言います。ご存じでしたか?

 

栗は高カロリー?どんな栄養が摂れる?

栗は、糖度が高いと言われる日本栗の場合、可食部100gあたりのカロリーは164kcal。炭水化物を高水準で含み、たいへん有意義なエネルギー源となります。しかも、余計な塩分の排出に役立つカリウムをはじめ、カルシウム・マグネシウム・リン・マンガンなど、ミネラル分をたいへんバランス良く含有。

 

βカロテン・ビタミンB群、ビタミンCなどもたっぷりで、実はたいへん栄養価の高い食べ物なのです。これはぜひ、栗メニューをご提供する際にアピールしたいポイントですよね。

 

栗がこんなに栄養たっぷりの食材だって、知っていた?国産栗の産地に、どんどん興味がわいてきたんじゃないかな。美味しい栗を仕入れれば、飲食店の新しい可能性が開けるかもしれないね。食らぶもまだ知らない、美味しいブランド栗を扱っている卸業者さん。ぜひ食らぶに参加して、志高い飲食店の皆さんとつながってみて!

 

 

仕入れにこだわれば辿り着く!日本の栗名産地5選

美しい四季の象徴である木の実系食材の代表選手、栗。こういった食材へのこだわりこそが、違いがわかるお客様を呼び寄せ、いわゆる客筋を良くしていくのではないでしょうか。ぜひ仕入れてみてほしい、国内栗の産地を解説します。

 

銘菓の陰に小布施栗あり! 長野県小布施町

小布施栗は、主に銀寄という栗の品種が用いられているブランド栗。銀寄は大阪原産の大粒栗で、濃厚な甘みが特徴です。小布施栗の産地である長野県上高井群小布施町は、砂質+酸性の土壌を持った、栗栽培にとって選ばれた土地柄。ここで収穫される栗は、大きくて使いでがあり、かつすぐれた甘みが評価されて、地元をはじめとする製菓業者さんなどへ卸されるケースがほとんどなのだとか。

 

栗のスイーツを開発しているけれど、もうひとつ甘さにニュアンスが足りない。そんなふうに感じておられる飲食店関係者の方は、ぜひ卸業者さんに小布施栗についておたずねください。そのあまりにコク深い味わいが、栗餡・栗きんとんなどの和スイーツからモンブランまで、幅広い甘味作りに大活躍することでしょう。

 

日本一の生産量にしてハイクオリティ! 茨城県笠間

明治時代には栗の栽培が始まっていたと伝えられる茨城県は、栗の生産量日本一でありながら、常に高品質の栗が出荷される土地として知られた存在。かすみがうら市なども有名ですが、特に笠間市は、地名そのものが栗のブランド名ともなっています。

 

『丹沢(早生)』『筑波(中生)』『岸根(晩生)』という加工に最適な品種を時期に応じて巧みに生産・収穫し、栗の名産地としての地位を築き上げた笠間。栽培技術のみならず、収穫後1か月以上もかけて厳密な温度管理を施すという熟成技術も秀逸です。

 

こうして頃合いになった笠間栗は、もともと高い糖度をさらに増し、その甘さと粉質の高さから、名だたる菓子店より多数指名される名ブランド栗となっています。もちろん、栗ご飯や栗おこわにも!

 

氷点下で熟成するこだわりのあまろん! 岐阜県中津川市

栗きんとんで有名な岐阜県中津川市は、同時に栗の名産地でもあります。丹沢・筑波・石鎚などのほか、利平・伊吹・金華などなど、10種類を超える多種多様な品種を栽培する日本有数の栗産地で、栗シーズンを通じて収穫量と質を維持する技術はさすがの一言です。

 

中でもひとつご紹介したいブランド栗が、あまろん。熟して自然に落ちる栗は十分熟した証ですが、ここからさらに氷点下で熟成される手間ひまかかった栗です。仕上がった後の糖度は、一般的な栗の倍以上というから驚き。自家製の栗スイーツで勝負したいという飲食店は、ぜひ仕入れてみてほしい傑作です。

 

栗の絶品料理に中山栗! 愛媛県伊予市

一説には江戸時代から栗栽培が続いているという愛媛県。その伝統の技は確実に後継者に伝わり、信頼ある現在の生産体制につながっています。中でも伊予市で生産される栗は中山栗としてブランド化しており、大粒で食味が良いことから、多くの飲食店でも愛用されている名栗。スイーツはもとより、炊き合わせや炒め物などにもたいへんおすすめです。

 

伊予市中山町は、土地の大部分がいわゆる中山間部にあたり、非常に肥えた土質で栗の栽培に最適と言われています。さらに平均気温や年間降雨量など、気候条件も美味しい栗が育つのに申し分なく、実のなりが良い早生の大峰から、貯蔵性に富む晩生の岸根まで、甘みの強い栗が続々と収穫されるのです。

 

柑橘類も上物ぞろいの愛媛県。あわせて仕入れて、お客様に愛媛の秋の味覚を楽しんでいただいてはいかがでしょうか。

 

魅力的な栗菓子を生むミラクルな和栗! 熊本県山鹿市

熊本県自体が栗の生産量の多い県ではありますが、中でも山鹿市は熊本一の栗生産量を誇る土地。昭和30年代、国の方針により山間部で大規模な集団栗園が造られたことに端を発し、栗づくりが定着・発展してきた歴史があります。

 

山鹿和栗は、銀寄や筑波などの定番品種を丁寧に栽培。そのコクある甘さを引き出し、さらに皮処理などが面倒な栗の1次加工にも長けていることから、高品質の栗ペーストなどを多く生産し、製菓材料として高いニーズを集めています。

 

栗カステラや栗団子といったスイーツのニューフェイスもすっかり定着。この美味しさは、自店で真似したくなるというカフェやスイーツショップもあるのではないでしょうか。

 

最近では、全国的にも知名度が上がってきた新品種『ぽろたん』の栽培に力を注いでいる山鹿和栗。皮むきが楽になった改良品種という新たな戦力が加わり、今後の展開がさらに楽しみですね。

 

栗のまとめ

和を感じる貴重な食材として、もっともっと注目を浴びてほしい和栗。人気絶大のモンブランやマロンパフェを、贅沢に国産ブランド栗で手作りしてみませんか?カフェはもちろん、ファミリー向けのレストランやお酒を飲まないお客様におすすめできるよう、居酒屋店などで取り入れても新鮮です。栗の業務用卸売価格はどのようになっているでしょう?

 

はいはーい。業務用栗は甘露煮や渋川煮、ペーストなど、加工品として流通しているケースが多いんだ。本文中でご紹介した愛媛産や熊本産の大粒栗の甘露煮だと、1kgあたり¥3,500前後の卸売価格が目立つね。中国産や韓国産はややリーズナブル。クリーム造りなどにも活かせる韓国産マロンペーストは業務用卸売価格¥1,500/kg程度で流通しているよ。

 

四季の移ろいが美しい日本で飲食店を運営するのですから、ぜひ栗の仕入れにこだわってみてください。奥深い栗の世界に、すっかりはまってしまうかもしれませんよ。コツコツ頑張る皆様を、いつも応援しているワタベンでした。

 

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