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いちじく仕入れビギナーさん注目!産地と栄養解説+絶品レシピ

こんにちは!食らぶ編集部のワタベンです。先だって、ある居酒屋店のオーナー様から、初めてワインを導入すると伺ったので、ついでにワインに合う食材を仕入れたらどうでしょうかと提案をしました。その中でワタベンはいちじくを挙げたのですが…。

 

あのオーナーさん、こう言ってたね。『いちじくなんて、どうやって提供したらいいか、ぜーんぜんわかんないよぉ~』って。ボク、ちょっと笑ってしまったよ。

 

ち、ちょっと食らぶ君、物真似禁止だよ。あと笑ったら失礼!

 

確かに、いちじくは使い慣れていないと、日頃から利用していなければ苦手意識さえ感じてしまう食材。しかしながら、実は料理にもデザートにも使えるたいへん便利な果物なのです。

 

ここでは、いちじくをおすすめしたい理由のひとつである栄養上の特徴や美味しい国内産地の解説をはじめ、仕入れビギナーさんでも容易に取り組める簡単レシピをご紹介します。お楽しみに!

 

そもそもいちじくとは?栄養・産地などのざっくり解説

いちじく(無花果)はクワ科に属する果物で、別名唐柿・南蛮柿。無花果と書きますが、表面上花が咲いていないように見えるだけで、花嚢(かのう)と呼ばれる袋の内部には小さな花が咲きます。旬は8~10月です。

 

独特の風味と上品なたたずまいが特徴的ですが、栄養的にもバランスの良いすぐれた食材です。カリウム・カルシウム・鉄などを豊富に含み、ビタミンもB群を中心にビタミンEやβカロテン等広範囲に摂取できます。

 

また、水溶性食物繊維のペクチンをたっぷり含んでいるため、腸内環境を良くする効果が期待できるほか、たんぱく質分解酵素として知られるフィシン、でんぷん分解酵素であるアミラーゼ、脂肪の分解酵素リパーゼなど、消化を促す酵素がズラリ。

 

胃腸をすっきりさせる食材としても注目の的です。脂っぽいものや、ボリュームのある食事をされたお客様のデザートにはうってつけと言えるでしょう。

 

美味しいいちじくで有名な産地とは?

市場でシェアが大きいのは愛知県産いちじく。三河地方を中心にたいへん豊富に栽培されています。愛知県だけでも、いちじく生産率は国内で2割ほどにもなるのだとか。また、和歌山・兵庫・大阪と関西でも生産がさかん。JA山陰や九州でも栽培されています。

 

愛知以西のイメージが強いいちじく栽培ですが、富山や新潟といった上越地方、関東でも静岡や茨城など、広く栽培されています。外国では中東やエジプトで栽培がさかんとされるほか、アメリカ産の黒いちじくも有名で、ドライフルーツは日本への輸出も豊富です。

 

いちじくって花がない果物って書くけど、見えないところで咲いているんだね。ふむふむ。さて、後半はいちじくをさらに詳しく知るために絶品ブランド産地やいちじくを使ったレシピを紹介するよ。ぜひ参考にしてね。

 

 

また仕入れたくなる!いちじくブランド産地とは?

いちじくにも、わざわざ仕入れたくなるブランドものがたくさんあるのをご存じですか?ここでは、ぜひ仕入れて味を試していただきたい、極上のいちじくブランドの一部をご紹介します。

 

西三河いちじく部会のいちじく

全国シェア20%を誇る愛知県下にあって、トップクラスの生産量をたたき出す安城市と碧南市。この2エリアを中心としたJAいちじくの販売組織が西三河いちじく部会。主戦力である『桝井ドーフィン』『サマーレッド』の栽培において、農林水産大臣賞受賞歴もある名いちじくを生み出しています。

 

西三河地方は、明治時代から梨の生産などがさかんで、果物の栽培技術に秀でた地域。さらにいちじく栽培の気候条件に合う土地柄で、昭和30年代から徐々に生産量を増やし、やがていちじく生産のトップランナーとなりました。その深い知識と卓越した技術から生産されるいちじくは、大玉で非常にジューシー。食べ応え豊かな逸品です。

 

福岡県産 とよみつひめ

福岡県限定生産されているとよみつひめは、非常に肉厚なのが特徴の甘いいちじく。とろとろとした果肉と高い糖度でメロンのような味わいと評されることもある名品です。中ほどに空洞ができにくく、みっちりと詰まってボリューム感もあります。

 

果肉の白い部分が黄色みを帯びているのも特徴的。外見はすっきり卵型と端整で、香りも品良く、そのままカットして提供しても、スイーツのトッピングに使っても重宝します。

 

富山県産 大沢野いちじく

富山県の大沢野は、もともと梅の特産地。その栽培技術を活かしていちじく生産が開始されたのは昭和40年代だといいます。熟練した技術で管理されたいちじくは、非常に美しく鮮やかな色づきが印象的。果肉はやわらかめで甘みもたっぷりです。コンポートやジャムへの加工にも適した絶品いちじくですので、ぜひ仕入れをお試しください。

 

淡路産いちじく

国産いちじくの主品種である桝井ドーフィンを、淡路島特有の温暖な気候と滋味溢れる大地で個性豊かかに育てられるのが淡路産いちじくです。真っ白な果肉と、たいへ上品な紫色の中心部の見事なコントラストが美しく、スイーツなどへの加工品にもひっぱりだこ。主張せずともやさしく香る甘い香りと、スナッキーなぷちぷち食感が楽しい種子のバランスが最高で、何度も食べたくなるいちじくです。

 

簡単!いちじくを使った料理レシピ

淡白ながら独特の存在感と食味を持ついちじく。その特色を活かした美味しいレシピをご紹介します。簡単なものばかりなので、ぜひ参考になさってください。

 

いちじくとルッコラの生ハムサラダ

フルーツとの相性が良い生ハム。生ハムメロンばかりが取りざたされますが、いちじくとのマッチングも最高です。生ハムの塩味だけでも十分に美味しいものの、物足りなければ白ワインビネガーと塩・コショウ、オリーブオイルをよく混ぜたドレッシングをかけてみてください。

 

材料(1皿分)

いちじく 2個

生ハム 40g

ルッコラ 2株

レタス 3枚

 

作り方

  1. レタスとは小さくちぎり、ルッコラは食べやすい長さにカット。両方合わせて洗い、水気をよく切っておきます。

 

  1. いちじくは皮付きのまま4分割してから皮をむきましょう。

 

3.1と2を合わせて皿に盛り、生ハムを散らして完成。必要に応じてドレッシングを。

 

いちじくの赤ワイン風味

美しく染まったいちじくに赤ワインの風味がしみる絶品。ホイップした生クリームを添えればリッチな大人のデザートになります。

 

材料(作りやすい分量)

いちじく 10個

グラニュー糖 50g

赤ワイン 400cc

ホイップ用生クリーム 適量

 

作り方

  1. いちじくは丸のまま皮をむき、鍋に並べます。そこへ赤ワインをひたひたに注ぎ、グラニュー糖を加えて火をつけます。

 

  1. 煮立ったら弱火にし、5分ほどさらに煮ましょう。

 

  1. 消化して粗熱を冷ましたら容器に入れてよく冷やし、提供する際に八分立てにしたホイップを添えて完成。

 

いちじくのまとめ

いちじく特集はいかがでしたか?ワタベンの祖父の家はなんと、隣がいちじく畑。小さな頃には、夏から秋にかけて、いちじくの実が日ごとに大きくなるのを興味深く眺めた記憶があります。いちじく栽培は、非常に繊細で労力のいる作業。どの農作物もそうですが、たくさん仕入れて大切に調理したいものですよね。

 

ちなみにワタベンのおじいちゃん家、裏手には柿畑が広がっているんだって。果物天国だね。さて、いちじくの業務用卸売価格ですが、シーズンの価格は各卸業者様に問い合わせてみてください!シーズンオフにも冷凍いちじくは流通していて、中国産(皮なし)なら\1,000/kg前後の業務用価格で卸されてるよ。

 

シーズンが短いいちじくですが、ぜひ信頼できる卸業者様から最高の一品を仕入れてお客様に季節を感じてもらいましょう。ジャムやコンポートも最高ですよ!それから、いちじくの卸業者様、生産者様、輸入業者様も、ぜひこぞって食らぶへご参入ください。心よりお待ちしております。それではまた。


 

 

参考URL

http://www.japanfruit.jp/fruit/fruitmap.html

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