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隠れた名部位!豚のハツを仕入れない手はない理由&上質豚銘柄4つ

豚の心臓にあたる部位、ハツ。心臓、つまりハーツが訛ったのが由来という説もあります。串焼き店などでは独特な食感で人気の高いハツですが、『うちは串焼き店じゃないから、豚ハツとはご縁がない』とお考えの仕入れ担当者の方はいませんか?豚のハツは、実は数々のメリットがある、たいへん優秀な『使える食材』です。ぜひ、それぞれの飲食店に合った活用のしかたで、新しい顧客の獲得や、メニューの充実にお役立てください。それでは、豚のハツを仕入れた方がいい理由について、お伝えしていきましょう。

 

豚のハツを仕入れるべき理由1.すぐれた栄養価

あまり知られていない情報かもしれませんが、ハツは非常に栄養価が高い部位です。特にビタミンB群や鉄分・銅・リンなどのミネラル類を豊富に含有しています。ビタミンB群では、ビタミンB1・B2・B6・B12、ナイアシン・パントテン酸が非常に豊か。エネルギー代謝を促してくれるので、豚肉の赤身と一緒に摂れば疲労回復や皮膚・髪の強化に効果的です。野菜をバランス良く添えることによって、各臓器・器官の活性化や造血にも役立ちます。

これは、仕事疲れの解消や美容効果といった観点から、女性・男性を問わず幅広い年齢層のお客様にアプローチできるチャンス。美味しいだけじゃない、おすすめの理由を前面に出しながら、販売促進につなげてみましょう。

 

豚のハツを仕入れるべき理由2.ヘルシー

 

豚のロースやバラ肉などの赤身は、もちろんジューシーで満足感を得やすい部位です。しかし、脂身も多く含んでいるため、お食事の際にカロリーを気にされるお客様は多いでのではないでしょうか。実際に、豚ロースは100gあたり263kcal、豚バラ肉にいたっては386kcalという、なかなかのエネルギー量となっています。一方、ハツのカロリーは135kcal/100gと、ロースの半分程度の水準。糖質も比較的低めです。しかも栄養価に関しては、先ほどお伝えしたとおり、赤身に劣らない優秀選手。

豚肉料理を楽しみたいけれど、カロリーやダイエットを気にされているお客様のために、ヘルシーなコースを設定するのもおすすめ。メインを比較的少量の豚ロースグリルや豚ももを使った鍋物にし、歯ごたえが良く、さっぱりとしたハツは前菜に。野菜をたっぷり摂れるメニューや食後のデザートまでカバーすれば、女性のお客様にはかなり喜んでいただけるのではないでしょうか。

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豚のハツを仕入れるべき理由3.オールラウンダー

ホルモンの中でも強い旨味がある人気部位のハツですが、魅力は他では味わえない歯ごたえにもあります。ただ、その印象が強いことから、ハツの用途と言うと、焼肉か串焼きしか浮かばないという方も多いかもしれません。しかし、豚ハツのポテンシャルは非常に高く、焼肉と串焼きだけに使うのはあまりにももったいないと言えます。

 

世の飲食店を見渡してみると、豚ハツはさまざまな調理法によって提供され、お客様からの支持を得ています。焼肉や串焼きでも、塩・タレのどちらでも美味なのはもちろん、味噌やめんつゆなどの漬け焼きも好評。野菜との相性も良く、和風・中華風の炒め物にもぴったりです。スープや煮込み料理にも使えるほか、レバーなどと合わせてペーストやパテに利用されることも。ハツをローストしてチーズを添え、ワインと一緒におすすめしている飲食店もあります。スモークもお酒のおともには最高。豚ハツは主役にも脇役にもなる、まさにオールラウンダーなのです。

 

豚のハツを仕入れるべき理由4.驚きのコストパフォーマンス

豚のハツは、比較的コストパフォーマンスが高い豚肉の中でも、よりリーズナブルなホルモン類中でひときわ優良なコスパを誇っています。業務用卸売価格では、\150/㎏から取引されていて、上限は\850/㎏前後。ちなみにこれは、銘柄豚を含む国産豚肉での水準です。安心で上質な材料を安価で仕入れられるうえ、合わせる他の食材にコストがかけられる豚ハツは、1皿の充実やメニューの拡張にうってつけと言えるでしょう。

 

コスパ優秀なハツを仕入れて赤身はブランドものを狙おう

仕入れにもメリハリが必要ですよね。締めるべきは締め、投資すべきところには投資したいもの。品質を落とさずとも、コスパ優秀なハツの力を借りて、メインの豚肉については銘柄表示だけでもお客様を呼べる、美味しいブランド豚を仕入れてみてはいかがでしょうか。おすすめのブランドをご紹介します。

 

アンデス高原豚

アンデス高原豚とは、チリのアグロスーパー社と日本ハムとの業務提携によって実現した安全で美味しい豚肉ブランドです。南米の南西部で縦に長く伸びているチリは、周囲を山々に囲まれ、まるで周辺地域から守られるように位置する独特の土地柄です。そのため、疫病や細菌が侵入しにくく、豚が健康的に育つことで有名。アンデス高原豚は、このような養豚にふさわしい雄大な自然の中で、日本人の味覚を知り尽くした日本ハムの技術が加わって完成しています。トウモロコシを主な飼料としたアンデス高原豚は、さっぱりとした旨味の強い脂身とやわらかな赤身が特徴。トンカツで食べてもしつこくなく、日本人好みです。ちなみに、アンデス産の豚肉というだけでは『アンデス高原豚』とは限りません。

 

岩中豚

岩中豚とは、岩手中央畜産株式会社が生産している豚の銘柄です。驚いたことにこの岩中豚、『東京食肉市場銘柄豚協会』の指定第一号という、まさに国産豚肉ブランドの先駆け。岩中豚は、飼育環境だけでなく飼料にも深いこだわりがあります。肉質をアップさせる麦類や杜仲葉を飼料に配合、肉のフレッシュさに好影響を与えるビタミンEも強化しているのです。

また、特定の病原菌がいない『SPF豚』としても知られ、生産者は厳格な基準を持つSPF豚農場認定を受けているプロ中のプロ。脂身のまろやかな甘味と色鮮やかでフレッシュな赤身が魅力のブランド豚です。

 

氷室豚

氷室豚は、群馬県で養豚を中心に運営する株式会社クリマが生産している豚肉のブランドです。高級レストランや百貨店で取り扱われることも多い、たいへん高品質で信頼の厚い銘柄豚。生産から品質管理まで、一貫した妥協のない姿勢が豚肉の美味しさに見事に反映されていると言えます。大きな特徴は、丹精込めて生産された豚肉の加工段階にありました。それは、豚肉が凍るわずか手前で 14日間以上の熟成期間を置くことです。この『氷温熟成』が豚肉の甘味・旨味を効果的に引き出してくれるのだとか。氷室豚を採用している人気レストランでは、肉質の高さと融通性に対する高い評価が聞かれています。

 

オリーブ豚

オリーブ豚とは、出荷前に30日以上の間、8%以上の麦類を含む飼料に、さらにオリーブ飼料を0.5%以上ブレンドされた飼料を食べて育った香川県産の豚です。香川県小豆島の特産品オリーブ。オリーブ豚には、このオリーブからオイルを搾ったあとの果実を乾燥させ、飼料に混ぜて与えています。研究の結果によると、オリーブ飼料を食べて育った肉は、フルーティーな甘味とともに旨味が強くなることがわかっています。オリーブの効果でオレイン酸やポリフェノールなど、健康・美容促進の強い味方となる成分も豊富に含有しているうえ、美しく甘い脂身ややわらかな赤身など、肉質も最高品質です。

 

豚ハツのまとめ

先ほどもお伝えしましたように、豚のハツは国産豚のものでも業務用価格\150/㎏前後から流通しているコスパの良い食材です。ブランド豚の中には、業務用スーパーではお目にかかることのできない名品が多くありますが、コスパの良い部位や食材を賢く利用して、メニューの目玉とも言える美味しい豚肉の仕入れに乗り出してみてはいかがでしょうか。

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