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通好み部位のガツとは何?豚ホルモン18種網羅的ランキング

ガツとは何か、正しく説明できますか?飲食店の調理・仕入れ担当者の方ならご存じの方が多いことでしょう。しかし、業務用アイテムとして仕入れたことがないと、意外とよく知らないという場合もあるかもしれませんね。ここでは、ガツとは何のことかわかりやすく解説するとともに、飲食店のメニューとして潜在能力の高い豚ホルモンの美味しさについて、網羅的ランキング形式でお伝えします。

 

読んで納得!ガツとは何のどこ?

ガツとは食肉業界の用語で豚の第1胃袋を指して言います。そもそもガツとは、英語のgut(s)から来ているようです。カタカナ表記するとガッツといったところですが、これがそのまま日本の飲食業界で定着したものと思われます。gutは、消化管・腸・内臓という意味で、動物全般で同じように用いられる言葉です。

 

ご存じのように、牛の胃袋も食用としてポピュラーに使用されていますよね。牛の第1胃袋をガツと呼ぶこともありますが、多くはミノ、たまにルーメンなどと呼ばれます。食肉については、英語・ドイツ語・ハングルなどさまざまな国の言葉が訛ったりして日本語のように変化していくため、独特の語感を持つものが多いようです。

 

どんな栄養が摂れる?太る?豚ガツの特徴とは?

ガツは、先ほど解説したように豚の第1胃袋です。見た目や食感としては、牛の第1胃袋であるミノとよく似ています。触った感じは弾性がありながらやわらかく、火を通すとコリコリの歯ざわりが楽しめる食材。栄養素では、葉酸と結合して血をつくる『ビタミンB12』がたいへん豊富で、鉄・銅・亜鉛などのミネラル類もたっぷり含有しています。淡白な雰囲気のわりにコレステロール値は高めですが、高タンパク低カロリーのヘルシー部位と言えるでしょう。

 

豚肉の旨さはココにもある!豚ホルモン網羅的人気ランキング

豚ホルモンは奥が深い食材です。味の良さもさることながら、大きな魅力はすぐれた栄養と高いコストパフォーマンスにも。『豚肉は捨てるところがない』とされるゆえんは、まさしくこのホルモンの功績と言えるでしょう。ここでは、豚肉ファンの声を集めて独自に集計したホルモン人気ランキングをお伝えします。従来の人気に、ブレイクの予感度も加味しています!

 

第18位 チチカブ

豚の乳房とバラ肉の中間ほどに位置する、いわゆる乳腺部位です。希少性が高く脂身感が強いため、焼肉店などでもあまり目にすることはありません。クリーミーな味わいは独特。表面を焦げ目がつくほどカリカリに焼くと美味です。牛肉でも乳房部位をチチカブと呼びます。

 

第17位 マメ

マメとは豚の腎臓にあたる部位。ソラマメに似た形状のツブツブがブドウのように固まっています。血管が集まるパーツなので臭みはありますが、血管や血液を丁寧に取り除けば消去できます。レバーにも通じるなめらかな食感で、味わいは濃厚。

 

第16位 ヒモ

ヒモは豚の小腸で、モツ鍋や煮込みで人気のある部位です。大腸とヒモを合わせて『モツ』『ホルモン』と呼ぶ飲食店もあります。よく下処理をするか煮込み料理で使う必要があるほど、もともとはかたい肉質を持っています。

 

第15位 ツラミ

豚の顔のホホの部分をツラミといいます。人間も表情筋は発達しやすいですが、豚も食べる時によく使うホホは筋がしっかりしているため、ツラミは少し歯ごたえが強め。その代わり味が濃厚なので、赤ワイン煮やビール煮などの煮込みにすると料理にコクが出て、ツラミ自身もやわらかくなります。

 

第14位 フエナンコツ

フエナンコツは、喉仏周辺の部位です。コリコリした食感とともに、豊富なコラーゲンも魅力。圧力鍋調理で簡単にやわらかくなるので、から揚げや炒め物、スモーク・鍋物など、意外と小回りが利くリーズナブルな食材です。

 

第13位 トンソク

言わずと知れた豚の足部分、トンソク。他では味わえないプルプル感が大人気です。特に沖縄料理店では、定番の売れ筋部位。居酒屋店で沖縄企画などをする時にも欠かせない部位でしょう。酢味噌に付ける以外には、辛味噌や醤油ダレにもぴったり。コラーゲンたっぷりで美容効果も期待できます。

 

第12位 レバー

鉄分やビタミンAを瞬間的に補給できる天然造血サプリとも言えるレバー。血抜きをして串焼きや焼肉で美味しいのはもちろん、スライスしてカツレツに調理しても美味。あまりに高栄養なので食べ過ぎにはご注意を。

 

第11位 サガリ

すでに人気のあるハラミと位置が異なるのがサガリ。豚の横隔膜の中央あたりにある筋肉部位です。サガリも含めてハラミと呼ぶ場合もあります。いずれにしても、見た目も味わいもきわめて赤身肉に近く、ほど良い歯ごたえと旨味の強い肉質が楽しめる次世代スター。筋切りが必要なことも。塩でもタレでも美味しいので食べ比べもおすすめできます。

 

第10位 フエナンコツ

フエナンコツは、ナンコツの中でも気管とその周辺肉を指します。ナンコツ独特の歯ごたえが周囲の赤身肉と一緒に楽しめるので、お酒のおつまみとしてはもっとランキング上位につけるはず。鍋物に入れても美味しく、豪快に叩いて塩味の串焼きにしても旨味が引き立ちます。

 

第9位 タンシタ 

タンシタは文字通り、豚のタン(舌)の下の部位。人間の舌の下部にも、舌の根元に広がって舌を支える部分がありますが、そのパーツです。舌の根元から顎肉にかかるあたりなので、タンとはまるで違うやわらかめの食感。味も濃厚であるため、串焼きに重宝します。

 

第8位 コブクロ

コブクロは豚の子宮です。表面はプニュプニュとやわらかいですが、食感はわりと弾力が強い部位。淡白な味わいで煮込みや濃い目の調味によくマッチします。

 

第7位 コメカミ

コメカミは豚の頭部、特にコメカミ部分のこと。第15位のツラミと合わせて『カシラ』や『トウニク(頭肉)』と呼ばれることもあります。ツラミ同様、よく動くため弾力がある歯ざわりながら、ツラミよりもやわらかく、味が濃厚。赤身感が強いので、串焼きではトップレベルの人気部位。煮込み料理にも最適です。

 

第6位 タン

牛でも大人気のタン。もちろん、豚の舌を指します。唯一無二の絶妙な歯ごたえとレモン塩などとのマッチングでファンの多い部位です。燻製や煮込みにしても美味しさが際立つ万能なパーツでもあります。

 

第5位 テッポウ

テッポウは豚の直腸です。大腸よりもさらに厚みと弾力があり、食感といい、味の濃さといい、スター性十分の部位。脂が乗っているため、表面に焦げ目をつけるとカリカリとし、内部はふんわり。醤油か味噌ベースの濃厚なタレに漬け焼きすると、ご飯にも合い、もちろんお酒のおつまみにも最高です。知名度は低いですが、通好みとして第5位に。

 

第4位 大腸

シロやシロコロとも呼ばれる豚の大腸部分。小腸と比べて太く、内側は独特なグニュグニュ食感を持ちます。周囲は白くすべすべとしていて、開いて下処理をし、タレ漬けにすると焼肉で人気の『シロ』に、ぶつ切りの丸っこいままの状態でテッパン焼きなどにする際は『シロコロ』と呼ばれることもあります。

 

第3位 ハラミ

牛肉のハラミほどではないかもしれませんが、人気急上昇しているのが豚のハラミ。サガリと同じ横隔膜で、厳密に言うと横隔膜の両サイドに位置する筋肉です。業務用ではハラミとサガリを合わせて販売していることも多く、英名で『ハンギングテンダー』として売られている場合も。味は濃厚で、赤身肉と変わらない質感が受けています。

 

第2位 ガツ

この記事の主役であるガツは、豚の第1胃袋。牛のミノを思い浮かべていただくと、その食感や味わいは近いものがあります。シコシコとした独自の噛みごたえと、淡白でどんな味付けにもマッチするフレキシビリティは、お客様側にも提供するお店側にも大人気です。

 

第1位 トントロ

牛肉を中心に提供する焼肉店などでも、牛の人気部位に引けを取らない人気を誇るトントロ。豚の首の部位で、脂が乗っていながら歯ごたえしっかりというメリハリも人気の秘密です。比較されがちな牛のホルモンと並べても、比べるものがない独自の味と食感で堂々の第1位となりました。

 

豚ガツのまとめ

豚ガツは、国産豚のものでボイルしてあれば業務用卸売価格\600/㎏前後から、生のガツでは\1,000/㎏前後から流通しています。人気部位ということもあり、ホルモンの中では比較的高水準の価格ですが、それでも赤身を思えば断然高コスパ。ガツを含めた豚ホルモン全般に言えることですが、調理法や提供のしかたは、基本のニーズを大事にしながらも、ホルモンの魅力がより伝わる新しいメニュー導入に挑戦されてみてはいかがでしょうか。

 

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