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鳥インフルエンザとは?輸入鶏肉を扱う仕入れ担当者も要チェック!

業務用食材・卸売食材に関するお役立ち情報をお届けしております『食らぶログ』へようこそ!編集部のワタベンです。さて、畜肉の疫病や細菌による汚染が気になるという飲食店関係者の方は多いですが、皆様は鳥インフルエンザについて、どのくらいご存じでしょうか。

 

今回は、飲食店関係者なら知っておきたい、鳥インフルエンザに関する基本的な解説を行っていくよ。今さら人に聞けない!っていう人は、ぜひチェックしていってね。

鳥インフルエンザは、国内はもちろん、海外でもいつ何時発生するかわかりません。そんな時には市場の鶏肉流通に大きく影響することもあり得ます。コスパの良い輸入鶏肉を愛用している飲食店様、ぜひ大切な知識として、この記事をご利用くださいね。

 

そもそも鳥インフルエンザって何?

鳥インフルエンザとは、鳥がかかるA型インフルエンザの総称です。と言われてもよくわからない、という方のほうが多いと思いますので、ここでわかりやすく解説していきましょう。

 

もっと詳しく!鳥インフルエンザとは?

そもそもインフルエンザとは、インフルエンザウイルスによる感染症です。インフルエンザウイルスは抗原性の違いによってA型・B型・C型に分けられますが、私たちが日常インフルエンザとしてとらえているものは季節性インフルエンザといって、主に寒い季節に流行します。

 

抗原とは、人間や動物の体内に入ると、その入ったものに対する免疫をつくろうと反応する物質のことです。抗原には多様な型があるため、A型とB型では治療の際に効果がある薬剤とない薬剤が出てくるのですね。

 

鳥インフルエンザの原因ですが、幅広い鳥類が鳥インフルエンザウイルスの宿主となり得ます。カモ・白鳥・ガンなどの渡り鳥から、アヒル・ガチョウ・ハトなど飼育されているものまで、自然宿主は多岐にわたるようです。

 

もともと鳥インフルエンザは、1990年代の後半に中国広東省のガチョウから分離したウイルスが原因と考えられているのだといいます。このウイルスが他の鳥の体内で別の遺伝子と組み合わさって強力な型の鳥インフルエンザとなり、猛威をふるったのです。

 

ウイルス感染してからの潜伏期間が長くないとされる鳥インフルエンザは、ひとたび発生すれば、野生鳥類・家禽(かきん=鶏・アヒル・ウズラ等が人の手で飼育されているもの)問わず感染を広げていき、そうするうちに強毒性のものへと変異していくと考えられています。

 

高原性鳥インフルエンザは何か違う?

ニュースや新聞を騒がせることもある鳥インフルエンザですが、時々目や耳に届くのは高原性鳥インフルエンザという言葉。普通の鳥インフルエンザとは何が違うのでしょうか。

 

2009年に高原性鳥インフルエンザが県下豊橋市内の養鶉場(ウズラ農家さん)で発生した愛知県によりますと、高原性鳥インフルエンザとは…以下、引用にてお伝えします。

 

・鶏の静脈内に接種すると、鶏を高い確率で死亡させる

・ウイルスのHAというタンパク質の一部が、強毒タイプのウイルスのHAに似ている

・全てのH5またはH7亜型(※)(家きんに対する病原性の強さに関係なく)

 

※A型インフルエンザウイルスは、ウイルスの表面にあるタンパク質であるHA(赤血球凝集素、hemagglutinin)とNA(ノイラミニダーゼ、neuraminidase)の種類によって亜型に分類でき、「H5N1亜型」などと表します。

(引用終わり)

 

つまり、A型インフルエンザの中でも、鶏を死に至らしめる可能性の鳥インフルエンザ、もしくはその傾向が強い型を高原性インフルエンザという、といったところでしょう。

 

鳥インフルエンザは人間にうつるのかな?感染した鶏肉や卵を食べたらどうなるんだろう?後半は、こうした疑問への回答や輸入鶏肉の鳥インフルエンザ事情についてお伝えするよ。

 

 

鳥インフルエンザは人にうつる?感染した鶏肉は食べられる?

鳥インフルエンザが発生するとニュースで大きく報じられるなど、なんだか物々しい雰囲気に…。鳥インフルエンザは、そもそも人にうつるのでしょうか?また、感染した鶏の肉を食べると、うつってしまうものなのでしょうか?後半はここをチェックしていきます。

 

鳥インフルエンザは人にうつる?

世界中で鳥インフルエンザが人に感染した例は、報告されていないわけではないですが、非常に稀です。

 

感染してしまう例でいいますと、鳥インフルエンザに感染した鶏をさばいて内臓に触れたり、羽をむしったりといった濃密な接触があった場合なのだそう。ウイルス自体が鳥の体液や排泄物に多く含まれていることが、その理由です。

 

しかも、仮に濃厚な接触があったとしても、感染するケースはたいへん少数であるとされており、人から人への感染についても、同様の接触があった場合にだけ稀に考えられます。万が一感染しても、重症化することもほとんどないそうです。

 

渡り鳥・野生鳥類にも多い鳥インフルエンザですが、近くを飛来したからと言って人間に感染するようなことは、まず考えられません。

 

鳥インフルエンザに感染した鶏肉を食べてしまったら?

厚生労働省によりますと、これまでに、鳥インフルエンザに感染した鶏の肉を食べた人が鳥インフルエンザに感染したという報告事例はないといいます。食品安全委員会でも、こうした鶏肉、および鶏卵は安全だとしているようです。

 

鳥インフルエンザウイルスは、しっかりと加熱することで感染性が消失するとされています。食中毒予防と同じような要領で、鶏肉の中心部までピンク色の部分がないようにしっかりと加熱調理しましょう。鳥インフルエンザと関係ないところでも、生・生っぽい鶏肉にはいろいろなリスクがありますので、十分な加熱が基本です。

 

鳥インフルエンザに感染した外国産鶏肉は日本に来ている?

業務用鶏肉に多いのはブラジル・アメリカ・タイ産などの輸入鶏肉ですよね。もしも、こうした大きな取引国内で鳥インフルエンザが発生したらどうなるのでしょうか。

 

厚生労働省では、食物を安全に輸入するためにさまざまな届出制度をしいていますが、鳥インフルエンザに関しても『輸出の際に、ウエストナイル熱並びに高病原性鳥インフルエンザ及び低病原性鳥インフルエンザの臨床症状を示していないこと』の証明書の届出が義務付けられています。

 

仮に鳥インフルエンザが発生した場合には、もちろん日本も含め、輸出入はストップします。しかし各国で防疫措置が行われ、3か月間再発生しなかったことを確認後に『清浄国』と認められ、貿易相手国の受け入れ態勢が整えば、再び取引が可能となります。

 

国内での鳥インフルエンザ発生やその後の経過は農水省のHPで、家きん肉の輸入を停止している国・地域などに関する情報は、動物検疫所のHPで随時チェックすることができます。

 

鳥インフルエンザのまとめ

鳥インフルエンザについてお伝えしてきましたが、お役に立ちましたでしょうか?輸入鶏肉は非常に厳密なルールの中で日本に入ってきており、どんな大きな取引相手国であっても、ひとたび鳥インフルエンザが発生すれば、輸入は即停止します。

 

実際に2004年に鳥インフルエンザが発生したタイは、そこから10年近くもの長きにわたり鶏肉の日本への輸出ができなくなりました。これは、それまで主要な鶏肉輸入相手国だったタイの分も輸出量を増やしたブラジルが、日本国内の輸入シェアを圧倒的なものにするきっかけとなった出来事です。

 

現在、タイはたいへん高度な防疫システムを構築し、順調に鶏肉の輸入量は増えています(シェアは第3位)。日本と輸入相手国とが相互に安全対策を行っている輸入鶏肉。今後もぜひ動向を注視しながら、上手に仕入れて活用しましょう。

 

<a href="https://shokulove.jp/markets/ca02/s10/0161">業務用輸入鶏肉の仕入れはこちら</a>

 

 

参考URL

http://www.pref.aichi.jp/soshiki/kenkotaisaku/0000023045.html

https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou02/qa.html

http://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/tori/h29_hpai_kokunai.html

http://www.maff.go.jp/aqs/topix/im/hpai.html

http://www.eiken.co.jp/modern_media/backnumber/pdf/MM0611-01.pdf#

https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou12/16.html

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000134687.html

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000134687.html

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