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ヘルシーなダチョウで健康に!国内産地3選と美味しい食べ方3選

大きな卵を産むことや足が早いことで知られるダチョウ。食材として優秀であることは、飲食業界にいる方ならよくご存じかもしれませんね。ダチョウ肉は希少価値と栄養価の高さ、そしてその独特な美味しさが話題となり、今後ますますジビエブームの波に乗りそうな食材です。輸入肉のみならず、国内にもこだわりの生産地が多数あります。一部の飲食店だけが提供するものをいう固定概念はこの際捨てて、さまざまなジャンルの飲食店に導入されてみてはいかがでしょうか。ダチョウ肉について詳しくお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。

 

ダチョウはジビエ?そもそもどんな鳥でどんな栄養が摂れる?

ジビエとは、野生鳥獣を狩猟によって得て食べることを意味するため、少なくとも現在の日本では、ジビエの定義に照らせば、ダチョウはジビエではないと言えるでしょう。事実、平成25年度の厚生労働省『野生鳥獣食肉の安全性確保に関する報告書』内にある国内で(資格保持者に)狩猟が許可されている鳥類の中にダチョウは含まれていません。ただ最近は、食用としてマイノリティと思われていた鳥獣について、栄養価や個体数の調整など、さまざまな価値や目的を見直す目的の総称として『ジビエ』という言葉が使われる傾向にありますので、この記事ではダチョウをジビエ的に扱うこととしています。

 

ダチョウは鳥類で最大とされ、飛ぶことのできない足の早い鳥として知られています。羽根や卵が珍重されたり、人間とふれ合うことが目的の農場などで愛らしい姿を披露したりと、古くからさまざまな場面で人と関わっている鳥です。アフリカ大陸では狩猟がさかんで、かつては乱獲が問題となったこともあります。上品で脂身の少ない味わいと食感は、『もうしつこい肉を食べたくない』とお思いになる女性客や中高年以上の方にもってこいです。各肉部位や内臓も美味しく、捨てるところがない鳥と言われています。

 

http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-11121000-Iyakushokuhinkyoku-Soumuka/0000051012_1.pdf

 

すぐれた栄養価にびっくり!鉄分含有量がスゴい!

ダチョウが食肉として注目されている理由は他でもない、その類いまれなるヘルシーさと栄養価の高さにあります。まずダチョウのエネルギー量は、和牛の同部位と比較した場合、なんと半分。しかも脂質は豚肉の4分の1しかありません。さらに脂肪の燃焼を助けるL-カルニチンを含んでいること、コレステロール値が低いことなどから、すぐれたダイエット効果が期待できると話題です。

 

ダチョウ肉の魅力は、太りにくい点だけではありません。高たんぱく質の代名詞である鶏肉をも上回るたんぱく量や、牛肉の3倍近いとされる鉄分、豚肉にも劣らないビタミンB群の含有バランスなど、生活習慣病予防や健康増進にとって非常に有益な肉なのです。ダチョウとは、外食産業に確実に押し寄せている健康志向の波に乗るのにうってつけのジビエと言えるでしょう。

 

ダチョウ抗体とは?ダチョウのアレがアレルギー対策に効果的は本当?

ダチョウが注目されているのは、ヘルシーな肉だけではなく、その大きな卵にもありました。ダチョウの卵は巨大さだけが注目の的となってきましたが、近頃になって『ダチョウ抗体』なるものが発見・開発され話題を呼んでいます。これはダチョウの持つ抗体が、人間の皮膚上でアレルギー反応を制御してくれるという画期的な発見で、京都府立大学大学院の教授兼獣医師である塚本康浩先生の研究によるものです。すでにこの成果は花粉症対策用『ダチョウ抗体マスク』として製品化されています。ただ、このニュースが転じて、ウイルスのワクチンを作るビジネスへの投資を呼びかける詐欺が横行していた時期があるようなので、ダチョウの取引に携わっている方はご注意を。

 

国内ダチョウ生産地3選

ダチョウはオーストラリア産のイメージも強い鳥です。食肉として実際にオーストラリアから高品質のオーストリッチ(ダチョウ)が輸入されて流通しています。しかし、日本にもすぐれたダチョウの産地がたくさんあるのをご存じでしょうか。ここでは日本の畜産技術が活きるこだわりの産地を3か所ご紹介します。

 

小山だちょう園 栃木県小山市

かつて養蚕が栄えていた栃木県小山市は、当時の名残である桑の葉がたっぷり摂れる環境。何を隠そう、この桑は栄養豊富かつダチョウの好物です。小山だちょう園は、広大な敷地でダチョウを放し飼いにすることで、ストレスに弱いダチョウの健康を保っています。飼料に添加物を用いず、すべて天然素材にこだわるなど、愛情いっぱいに育てられたダチョウは健康そのもので、肉質の高さにも定評があります。環境の整備にも細やかに配慮し、ダチョウの素晴らしさを広めようと努力する生産者の姿勢に思わず感動。ダチョウ肉は各部位ごとに取り扱いがあり、卵もサイズごとに販売。仕入れれば、飲食店でのイベントで大活躍しそうです。

 

ヘライファーム 青森県十和田市

青森県十和田市の自然に囲まれた広大な土地に広がる農場は、日本最大級のダチョウファームとして知られるヘライファーム。飼育するダチョウの大半はブラックアフリカンという品種です。ミネラルを強化するために飼料に加えられた海藻のおかげで、もともとクセの少ないダチョウがさらに食べやすくフレッシュに。肺炎にかかりやすいとされるダチョウのために衛生面に気を配り、苦労が絶えない中で高品質を保ち続ける農場です。都心部のレストラン・飲食店への業務用卸しもあり、プロの料理人からの信頼も厚いヘライファームのダチョウは、1度は仕入れてみたい健康食材。卵の販売もしています。

 

美里オーストリッチファーム 埼玉県児玉群美里町

敷地約1万坪という広大な土地でのびのびと行き交うダチョウ。美里オーストリッチファームは、地元農家さんのフレッシュな野菜や小麦を、大切に育てるダチョウたちに与えています。無農薬飼料にこだわる生産者のもと、桑やアルファルファといった栄養たっぷりの好物を食べ、ストレス少なく過ごすダチョウたちの肉質は、地元の人気レストランのみならず、東京や大阪、九州など遠方の実力派飲食店からお墨付きをいただけるクオリティです。慈しんで育てたダチョウの肉質はさっぱりとしながらコクがあり、なめらか。モモ・ヒレ・ネック・レバーなどの各部位を取り扱うのはもちろん、生ハムやソーセージといった加工品、お得なセット売りなども行っています。小口から業務用まで、頼りになるファームです。

 

ダチョウの美味しい食べ方にはどんなものがある?

ダチョウは、ローストやステーキなど、素材そのものを楽しめるシンプルな食べ方から、カレー・シチューやワイン煮込みなどの煮込み料理にもよく合います。端材や切り落とし、ネックなど筋の多い部位を仕入れてミンチにし、ハンバーグや自家製ソーセージにしてもたいへん美味。実際に生ハムやソーセージなどの加工品は人気が高く、需要の多い食品となっています。飲食店の商品開発にもうってつけなのではないでしょうか。

 

また、ダチョウは馬肉にも通じるコクとなめらかさで、レアな状態でいただく食べ方に人気があります。刺身やタタキは、肉の生食が慎重になっている中でも未だに高い需要を保っていますし、生野菜と一緒に食べられるカルパッチョなども美味と評判です。ダチョウの生や生に近い食べ方の可・不可については、次に詳しくお伝えします。

 

ダチョウって生で食べていいの?

ダチョウ肉はなめらかな口あたりが魅力ですが、脂肪分が少ないため、火を通しすぎるとかたくなりやすい性質です。そのせいもあり、もともと刺身やタタキやなどの食べ方が好まれる傾向にあります。ご存じのように平成23年のユッケ食中毒事件をきっかけに、肉類の生食が見直され、食中毒やE型肝炎ウイルスなどさまざまなトラブルや病気の原因となりうる肉や部位の生食提供が規制されています。基本的には、公衆衛生上のリスクが高い肉や部位の生食に規制がかかっているため、食べ物に対する個々の選択の自由について何もかもが規制されているということではありません。

 

こうした背景があるなか、ダチョウは厚労省が発表している『食肉等の生食の公衆衛生上のリスクの大きさについて』のリスクリストの中に名前が挙がっておらず(平成26年現在)、生食についての法規制がなされていない肉です。日本オーストリッチ協議会もダチョウの生食については、同じく生食が続行されている馬などの衛生基準に準じた形で食肉処理マニュアルを設けて、安心・安全に注力しています。 

 

http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-11121000-Iyakushokuhinkyoku-Soumuka/0000048838.pdf#

 

 

ダチョウのまとめ

ダチョウ肉は、美味しさ・栄養価・食糧自給などの観点からも、次世代の肉として注目が集まっています。今後、飲食店でメニューに取り入れられる傾向が強まっていくのではないでしょうか。ダチョウの業務用卸売価格はどうなっているか見てみましょう。

 

ダチョウ肉は、オーストラリア産のモモ肉で業務用卸売価格\4,000/kg前後で流通しています。国産ダチョウは同じモモ肉のスライス真空パックで\380/50g前後と少し値が張ります。

需要が増え、生産・流通に動きが出れば、将来的にはかなり価格の変動が見られるかもしれませんね。

 

業務用ダチョウの仕入れ・卸売はこちらからどうぞ

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