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ほっき貝とはどんな貝?大人気のほっき貝サラダの中身も紹介

ほっき貝を使ったほっきサラダが大人気ですが、そもそもほっき貝がどんな貝がご存じですか?そして、美味しいほっき貝サラダにはいったい何が入っているか気になりませんか?今回は、ほっき貝とほっき貝サラダを大解剖。ほっき貝の特徴、基本の下処理、食べ方などを解説しながら、ほっき貝サラダがどのようなものかお伝えしていきます。また、ほっき貝カレーが有名なある食堂の、豊富すぎるほっき貝メニューもご紹介しましょう。ほっき貝でこんなにメニューが広がるのか!と参考になることでしょう。飲食店で仕入れや調理を担当されている方は、ぜひ注目してください。

 

ほっき貝とはどんな貝?

ほっき貝(北寄貝)とは、殻長9.5cmほどの二枚貝でウバガイ科に属します。ほっき貝という呼称はウバガイの北海道における呼び名が広がったものです。ほっき貝は茨城県東部の鹿島灘より北、日本海北部・オホーツク海などの浅海の砂地に生息していて、北海道や青森県などを中心に漁獲されています。生息する海によって貝殻の色が違うほっき貝。黒っぽいものもあれば薄茶色やクリーム色のものもあります。身は灰色がかった白ですが、ゆでると鮮やかな桃色に染まるのも印象的。生態上の特徴は非常に成長が遅いことで、市場に出回るような大きさに育つまでに、なんと20年前後かかるとされています。

 

ほっき貝は生の状態の可食部100gあたりのエネルギーが73kcal。あっさりした風味のイメージどおり、脂質も少ないヘルシーな貝です。しかし、淡白な外見からは想像がつかないほど、造血に関わる栄養素が豊富。鉄分は100g中4.4mgと、鉄分豊富で有名なあさりを上回る水準なのです。また、貧血には、鉄欠乏性貧血と並んで女性に多い葉酸欠乏性貧血・ビタミンB12欠乏性貧血などがありますが、ほっき貝は葉酸とビタミンB12どちらも多く含んでいます。細胞の酸化を防ぐビタミンEやカルシウムも摂取できるほっき貝は、造血や皮膚・骨の健康維持に役立つことから、貧血やお肌の不調が気になる女性に特におすすめしたい食材です。

 

砂出しがいらない?ほっき貝の下処理とは?

ほっき貝の下処理は、はじめ少し手こずっても、すぐに慣れてスムーズにできるようになります。ほっき貝の下処理で特徴的なのは、あさりやしじみのように砂出しをしないことです。

ほっき貝の性質上、海水に漬けても砂を吐き出さないようなので、さばく時についでにためこんでいる砂を直に取り除きます。以下に手順をご紹介します。

 

  1. ほっき貝をぐるりと確認すると、隙間があるので、そこに貝むきやぺティナイフの先を入れ、少し波打つように動かすと貝が開きます。
  2. 1枚ずつの貝に対して、内側の壁に沿うようにナイフを小刻みに移動させながら、貝柱をやさしく殻から切り取り、身をはがします。
  3. 身と、砂入りの黒い部分がついている水管(ヒモがついている部分)、貝柱、以上の3パーツに切り分けます。
  4. 身を面積の大きい面を下にしてまな板に置き、サイドから包丁を深く入れて身を開きます。黒っぽいものと茶色っぽいものは食べられない部分なので包丁でこそげ落とします。
  5. 水管を縦に切り、中の砂をかきだします。ヒモの黒いよごれもそぎ落とします。
  6. 身とヒモをボウルなどに入れて塩をふり、軽く揉んだあと流水で洗います。
  7. 水気を拭き取りがてら、清潔な布巾などで残った汚れをこすり落としたら完成です。

 

ほっき貝サラダとは?何が入っている?

ほっき貝がたっぷり入ったマヨネーズベースのサラダ。回転寿司や居酒屋などでよく見かけますよね。人気が定着するどころか、どんどん高まっているほっき貝サラダは、さまざまなメーカーから業務用も流通しています。マヨネーズでしっかりと和えられているので、何が入っているのかよくわからないという方もいるのではないでしょうか。ここでは、一般家庭でもよく利用されている人気メーカーのほっき貝サラダを集めてみました。ぜひ、仕入れの参考にしてくださいね。

 

合同会社 阿部商店の業務用ほっき貝サラダ \2,160/1kg

ほたてやあわびなどの貝類から魚卵やまぐろ、海鮮加工品など、海の幸が豊富に揃う青森県むつ市の阿部商店。業務用のビッグサイズの販売が多いにもかかわらず、一般家庭からのニーズも絶えない人気店です。こちらのほっきサラダは、ほっき貝・いか・小粒の魚卵がたっぷり入った、まさに海のサラダ。マヨネーズの分量も具材とのベストバランスで調整されているほか、セリの風味が良いアクセントになっています。

 

株式会社 元熊商店のほっきサラダ \2,158/1kg

横浜中央卸売市場で水産物の仲卸業者として君臨している元熊商店。コスパが高く品質優秀なねぎとろ、ちりめん、からし明太子など、選りすぐりの海産物がずらり。どれも仕入れたくなってしまいます。こちらで販売され人気を博しているほっきサラダは、冷凍で使い勝手がよく、1袋で通常の小鉢なら20人前程度取れるためコスト安。中身の具材はたっぷりのほっき貝といか、塩数の子と青さという豪華さ。磯の香りとマヨネーズの調和が絶妙です。

 

株式会社 中外フーズのほっきサラダ \2,700/1kg

福島県で海産物を中心にオリジナルな加工品や珍味を製造しているクリエイティブなメーカー、中外フーズ。ほっきサラダ以外にも、いか・えび・かにかまの入ったシーフードサラダや明太風味サラダ、寿司ねたにそのままチューブできるサラダの寿司ねたシリーズなど、こんなの仕入れたかったという製品が豊富です。ほっきサラダは、ほっき貝・いか・ししゃもの卵・青さなど、バランスの良い具材で構成されています。ししゃもの卵のプチプチという食感が絶妙に貝やいかに絡み、いくらでも食べてしまいそう。お通しにもおつまみメニューにも提供したい、ほっき貝好きにはたまらないサラダです。

 

ほっき貝カレーを有名にしたほっき貝愛あふれる食堂とは?

北海道苫小牧市汐見町、海を眼前に臨むマルトマ食堂をご存じでしょうか。漁師町になじむのどかな雰囲気のマルトマ食堂の前には、お昼時ともなれば連日長蛇の列が。ほっき貝がホッケーをしている看板が目印のこの食堂、実はほっき貝カレー(\1,000)が名物の大人気店。ほっき貝カレーと双璧をなすボリューム満点の海鮮丼マルトマ丼(\1,300)、そして隠れ名物であるウニ丼(\1,000~)などを求める方々で、連日大盛況なのです。主張の強いほっき貝は、意外なほどカレーとマッチ。ぷりぷりとした身がごろごろ入っていて、ほっきファンには至福の一皿です。

 

しかし、このマルトマ食堂の凄さは、絶品のほっき貝カレーだけではありません。ほっき貝は刺身や寿司以外に使いみちがないと思っている人は衝撃を受けてしまうかも。例えば、宝石のようなほっき貝の刺身がこれでもかと並んだ生ホッキ丼(\1,000)、ホッキチャーハン(\1,000)、ホッキ玉子丼(\1,000)、ホッキ天丼(\1,200)、ホッキバター焼き定食(\1,200)、ホッキフライ定食(\1,200)、ホッキラーメン(3味・各\1,000)、ホッキカレーラーメン(\1,000)、ホッキまぜそば(\1,000)、ホッキピザ(\1,000)…。食後のデザートにはホッキアイス(\250)も!さらに、いくらやうになどとの合盛りが豪華な丼もあります。味は行列してでも食べたい、海鮮通もうなるクオリティ。ホッキ貝の食べ方を知りたければ、一度は訪れてみたいほっき貝料理の聖地です。

 

ほっき貝のまとめ

最後に2017年10月現在のほっき貝の業務用卸売価格をチェックしてみましょう。カナダ産冷凍ほっき貝は業務用卸売価格\2,800/kg前後で、寿司ねた用加工品スライスは20枚で\650前後で流通しています。先ほどご紹介した、北海道苫小牧産のほっき貝は、小ぶりのものですと、2kgあたり\2,300前後、特大サイズですと、1kgあたり\2,300前後で取引されています。旨味が強くてたいへん貝らしい貝ですので、ぜひそれぞれの飲食店で仕入れてメニューに活用してくださいね。

参考記事

http://marutoma-shokudo.com/

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