トップページ > おでん種仕入れにひと工夫!真似してみたいご当地おでん4選

おでん種仕入れにひと工夫!真似してみたいご当地おでん4選

食らぶへようこそ!編集部のワタベンです。寒い季節になると、欠かさず仕込んでいるという飲食店も多いおでん。近頃は、素材や地域の個性を前面に出したおでんが脚光を浴びて、多様化が進んでいます。皆様が運営されている飲食店では、どんなおでんを提供していますか?

 

やあ、食らぶだよ。おでんは定番だから食べるとホッとするというお客さんも多いけど、時には目先を変えて味や具材を工夫してみたいよね。今回は、毎年話題が途切れないご当地おでんに着目するよ。

 

いつ訪れても、新しいメニューを導入している飲食店は魅力的。オリジナルの味を守り続ける一方で、未知の味に挑戦してみてはいかがですか?ここでは、人気のご当地おでんと、そのレシピに必要な具や材料をご紹介します。ぜひ、仕入れの参考にしてくださいね。

 

そもそもおでんとは?知って楽しいおでん雑学

練り物のトップメーカーとして知られる『紀文』によると、おでんはそもそも『田楽』からきているのだと言います。田楽は『笛や太鼓のリズムに合わせ舞った田植え時の豊穣祈願の楽舞』であり、その楽舞を演じる際の姿が、豆腐の串打ちに似ていることから、この料理自体を田楽と呼ぶようになったのだとか。

 

おでんの始まりは、意外にも豆腐田楽。はじめの『でん』の字に『お』をつけて、おでんというわけです。串焼きスタイルの豆腐田楽が味噌つきとなったのが室町時代あたりではないかと見られ、そこから長い年月をかけて煮込むスタイルへと変遷してきたおでん。

 

煮込みおでんの原型が登場したのは江戸時代末期という説もあるらしいですが、遅くとも明治時代には煮込みおでんの専門店があったといいます。そこから全国各地で煮込む食材や味付けに特色が生まれ、今に至っているのですね。

https://www.kibun.co.jp/knowledge/oden/history/rekishi/

 

絶品揃い!ご当地グルメ4選と仕入れたい食材紹介

ご当地グルメブームに火がついてしばらく経ちますが、その火は衰えを知りません。おでんもそのブームの一翼を担っている人気メニュー。ぜひ、さまざまなおでんの魅力を知って、自店に取り入れてみてください。

 

童心に帰れる懐かしい味!静岡おでん

静岡おでんは、ご当地おでんブームの際にも数々のメディアに登場したことから、食べたことのない方は、その味に少なからず関心を寄せられたのではないでしょうか。なぜなら、この静岡おでん。醤油の色でかなりだしも具材も黒ずんでいるのです。

 

しかし、これが静岡おでんの静岡おでんたるゆえん。黒っぽい見た目と違って味は決して濃くないので、その見た目とのギャップも楽しいおでんです。素朴なだしのあじとおやつ感覚で食べられるカジュアルさが、子供の頃に帰ったような気分にさせてくれますよ。

 

何でもこの静岡おでんの定義は、以下の通り。

  • 黒はんぺんが入っている
  • だしスープが黒い
  • だし粉と青のりをかけて食べる
  • 串おでんである
  • 駄菓子屋さんでも売っている

 

これにプラスするとすれば、夏場でも食べられるのが大きな特徴のようです。味付けは、基本のおでんに薄口醤油を使うところを濃口に変えるだけでかなり近づけられます。欠かすことのできない仕入れるべき具材・食材を挙げておきましょう。

 

静岡おでんの仕込みに仕入れたい食材

黒はんぺん

こんにゃく

大根

牛スジ

モツ

さつま揚げ

早煮昆布

 

だし粉

青のり

甘みそ・からし

 

現地ではラーメン屋さんの定番!富山おでん

昆布締め料理が有名な富山県のおでんは、とろろ昆布がたっぷり乗った個性溢れるおでん。だしスープとあいまった昆布の美味しさがクセになると、近頃人気上昇中。昆布だしをきかせた塩やしょうゆの基本的な味付けが特徴で、コンセプトとしてはいかに昆布を美味しく食べるかといったところです。

 

入れる具材に細かな取り決めはありませんが、重要なのは富山産の食材をいくつか必ず入れること。人気があるのは、こんにゃくの薄切りに串打ちした『あんばやし』、名産品である『白えびのつみれ』、細いたけのこである『すす竹』などです。

 

富山おでんの仕込みに仕入れたい食材

とろろ昆布

あんばやし

白えびのつみれ

すすたけ

 

静岡おでんも富山おでんも美味しいよねえ。ボク食らぶははんぺんが大好きだよ。白はんぺんも黒はんぺんも最高!はんぺん・揚げはんぺんのようなおいしいおでん種を卸してくれる卸売業者さんの新規ご参入、待ってまーす。もちろんメーカーさんも大歓迎!

 

 

全国屈指のアゴで絶妙なだし作りを!長崎おでん

アゴだしとはトビウオを乾燥させたものから取っただしです。原料のトビウオは天日干しだけでなく、焼いてから乾燥させる焼きアゴだしもあります。長崎県や福岡県はこのアゴだしが有名で、汁物・煮物・麺類・鍋物など、さまざまな料理のベースとしてよく使われています。

 

そんなだしの旨味がきいた絶品おでんとして名高いのが、長崎おでん。地物の海産物の美味しさが凝縮された豪華な練り物にアゴだしがしみわたる、おすすめのご当地おでんです。中でも、茹で卵を1つ、魚のすり身でくるんだいわゆる『ばくだん』は必須アイテム。長崎流には『竜眼』と呼ばれています。長崎蒲鉾水産加工業協同組合が公開している長崎おでんの定義は以下の通り。

 

一、長崎のかんぼこ屋が作った練り製品を入れるべし

一、飛魚(あご)ベースの出汁を用いるべし

一、長崎の竹輪・揚げかんぼこ・板付かんぼこを入れること、大いに良し

一、なかでも、竜眼を入れること、さらに良し

一、長崎の旬の海の幸や山の幸を入れること、なお良し

一、柚子胡椒をつけて食すこと、なお良し

一、自然の恵みと長崎の食文化に思いをはせ、万事和やかに食すべし

(上記はすべて引用です)

 

長崎おでんの仕込みに仕入れたい食材

乾燥アゴ(トビウオ)

竹輪

板付かんぼこ・揚げかんぼこ(長崎産かまぼこ・練り製品)

竜眼(ばくだん)

ゆず胡椒

 

体の芯から温まる新定番!青森生姜味噌おでん

青森の生姜味噌おでんは、戦後の闇市で売られていたのが発祥というたいへん歴史のあるグルメで、寒さ厳しい青森県で過ごされる方々の心身を温めて続けてきた大切なソウルフードのひとつ。青森自慢の海の幸がふんだんに入り、滋味たっぷりなのも嬉しいポイントです。

 

さて、青森生姜味噌おでんの特徴は、なんといっても生姜がたっぷり入った味噌ベースのスープですが、中に入る具材にも独特なものがいくつかあります。たとえば、さつま揚げでも、薄く四角く大きめに伸ばして揚げた『大角天』、串に連ねたうずらの卵、そしてつぶ貝やほたて貝といったフレッシュな貝類など。これらのだしが渾然一体となった極上のスープは、生姜の風味で魚介の生臭さも抑えられて一石二鳥。美味です!

 

青森生姜味噌おでんの仕込みに仕入れたい食材

大角天

うずらの卵

つぶ貝

ほたて貝

生姜

みそ

 

最後に『青森おでんの会』が公開している生姜味噌だれのレシピを引用させていただきます。ぜひ、調理や仕入れの参考にしてください。

 

生姜味噌ダレ標準レシピ(ここからは引用です)

材料(4人前/たっぷりめです)

 

津軽味噌(赤味噌でこしたもの)              125グラム

生姜         50グラム(1個)

酒             1/2カップ

だし汁      1/2カップ

みりん      1/2カップ

 

作り方

 

1.鍋に酒を入れて火にかけ、煮切りアルコールをとばす。

2.鍋に味噌・みりん・だし汁を加え、かき混ぜながら沸騰するまで火にかける。沸騰したら火を止め、10分ほど冷ましあら熱をとる。

3.よく洗った生姜を皮付きのまますりおろし、鍋に加えて完成。

 

※この標準レシピは、昔ながらの生姜味噌だれのもので、生姜の食感と風味を楽しんでいただくことを最優先にしております。お作りになる際は、味をみながら生姜の量を加減したり、砂糖など他の調味料を加えるなどしてお好みでご調整ください。 

ここまで引用です。

 

おでん種のまとめ

記事の仕上げの段階で我慢ができなくなり、コンビニにおでんを買いに走ったワタベンです。コンビニのおでんもいいですが、飲食店で1から仕込まれた愛情こもったおでんは最高ですよね。

 

ワタベン、愛情に飢えてるの?それはさておき、気になるおでん種の業務用価格だけど、おでん種は練り物単品まとめ卸しやおでん種アソート、味つきレトルトなど、仕入れ形態がさまざま。たとえばさつま揚げは10枚で\450前後、焼き竹輪なら1本80g×30本で\1,950前後の価格帯。業務用といっても、価格には非常に幅があるんだ。

 

地方独特のおでん種など、ぜひ情報通の卸売業者さんなどに仕入れのご相談をなさってください。時には常連のお客様に旅行気分を味わっていただけるご当地おでん、皆様も仕込んでみてはいかがでしょうか。ぜんぜん愛情に飢えてなんかいないワタベンでした!

 

 

参考URL

http://www.kamakiku.com/html/oden.html

https://www.visit-shizuoka.com/gokuraku/content.php?t=11

http://www.hokurikumeihin.com/toyamaoden/toyamaoden.html

http://kanboko-oukoku.jp/oden/about.html

http://www.aptinet.jp/Detail_display_00001905.html

http://www.aomori-oden.com/%E7%94%9F%E5%A7%9C%E5%91%B3%E5%99%8C%E3%81%A0%E3%82%8C%E6%A8%99%E6%BA%96%E3%83%AC%E3%82%B7%E3%83%94/

この記事がお役に立ったらぜひシェアをお願いします。
執筆者のモチベーションに繋がります。

飲食店の仕入れ担当者さまへ売上を上げたいとお悩みの食材卸業者さまへ

業務用 豆腐・練り物・麺類の新着トピックス

  • 業務用青果
  • 業務用精肉
  • 業務用鮮魚
  • 業務用惣菜・加工品
  • 業務用 豆腐・練り物・麺類
  • 業務用 酒・飲料
  • 業務用 米
  • 業務用 菓子・パン・デザート材料
  • 業務用 乳製品・卵
  • 業務用 調味料
  • 業務用 農産乾物・海産乾物・缶詰
  • アウトレット市場
  • こだわり市場
  • 季節の市場
  • 少量市場
現在のパスワード
新しいパスワード
パスワードの確認

パスワードを変更しました。


処理中です