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ジャパニーズ・ウイスキーは仕入れ困難?飲食店で提供したい銘柄5つ

業務用・卸食材に関するお役立ち情報をお伝えしております『食らぶログ』へようこそ!編集部のワタベンです。さて、ウイスキーを扱う飲食店なら骨身にしみているかもしれないのが国産ウイスキーの価値高騰ではないでしょうか。年代ものについては、もはや手の届かない水準になっているものもありますよね。

 

ジャパニーズ・ウイスキーが品薄だなんて言うけど、実際はどうなんだろうね。今回は国産ウイスキーの現状と定番銘柄解説をお送りします!

高級志向の飲食店や本格的なバーには影響が色濃く出ている様子のジャパニーズ・ウイスキー品薄問題。実際のところは何が原因で価格が高騰したり、入手が難しくなったりしているのでしょうか。ここでは、ジャパニーズ・ウイスキーの概観と安心の定番ブランドをご紹介します。ぜひ、仕入れの参考にしてくださいね!

 

ジャパニーズ・ウイスキーとは?品薄は本当?

ジャパニーズ・ウイスキーとは日本国産のウイスキーのことですが、特にブランド的価値があるものや、有名銘柄の年代物を指して言う場合もあります。ここでは、国産ウイスキーの特徴や現状をざっくりと解説します。

 

国産ウイスキーには独自の持ち味が!

100年近く前から続く日本のウイスキー造りですが、もともとはウイスキーの本場であるスコットランドのウイスキー、いわゆるスコッチ・ウイスキーをお手本に製造されており、このスタイルが今に至るまで継承されています。このため、国産ウイスキーにはスコッチとの共通点が少なくありません。

 

大麦麦芽を原料に単式蒸留器で2度蒸留してから熟成(オーク樽にて)させる『モルト・ウイスキー』、モルト・ウイスキーの中にも種類がありますし、穀物主体に造られたグレーン・ウイスキーとモルト・ウイスキーをブレンドした『ブレンデッド・ウイスキー』も豊富です。

これらの特徴はスコッチと共通しています。

 

日本独自の特徴と言えば、スコッチにありがちなスモーキーな風味が抑えめで飲みやすい点が挙げられます。また、同じオーク樽と言っても、白檀のような香りを持つものなど、極東ならではの材があり、独特の香気があることも特徴と言えるでしょう。

 

ジャパニーズ・ウイスキーは品薄?歴史から紐解く

1920年代に始まったとされる国産ウイスキーの歴史。戦後や1980年代のウイスキー・ブームに後押しされながら、各メーカー・銘柄は、着実に階段を上るようにその地位と人気を築いてきました。

 

しかし、バブル後にはウイスキー・ブームが落ち着き、各メーカーが生産量を調整したという背景が。ウイスキーは蒸留と熟成という、仕込みに一定以上の期間がかかるお酒なので、再びブームが訪れた2010年前後から製造を増やしたとしても、すぐに原酒ができあがるというものではないのです。

 

特に12年・15年以上の熟成期間が長いものは、一朝一夕にできないのはもちろん、世界中のファンからのニーズも多い希少なウイスキー。ブームに振り回されて品薄などと騒がず、ウイスキーが美味しくなるのをゆっくり待つのも良いのではないでしょうか?

 

国産ウイスキーは年代物以外の、いわゆるノンエイジにも美味しいものがたくさん。記事の後半では、美味しさに定評のある、ジャパニーズ・ウイスキー定番ブランドをご紹介していきます。

 

国際的なコンテストでも受賞歴が豊富なジャパニーズ・ウイスキー。ぜひ意識的に仕入れて、このブランド力をお店の運営に活かしてね。

 

品質安定!仕入れの憧れジャパニーズ・ウイスキー定番銘柄5選

さて、ここからはジャパニーズ・ウイスキーとして世界中から評価されている国産ウイスキーの定番銘柄をご紹介します。日本人の味覚に合うのはもちろん、食中酒や晩酌にもぴったりですし、大人気のハイボールにも不可欠です。ぜひ、仕入れの参考にしてください!

 

白州(はくしゅう)

南アルプスのふもと、山梨県北杜市の大自然に囲まれた蒸留所で生み出される白州。1973年に開設されたこの蒸留所は、何と森林公園の中にあり、別名を『森の蒸留所』といいます。ゆったりとした自然と近代的な美しい工場という恵まれた環境の下、卓越した技術者によって、上質なウイスキー造りが日々行われています。

 

白州の特徴は、この清々しい環境がそのまま反映されたような爽快な風味です。これは、数十万もあるとされる樽の中から熟練技術者がブレンドする絶妙なバランスのなせるわざ。白ワインに似ているとも評されるフルーティーさは、すっきりとしていて上品です。ミントの葉とたいへん好相性。

 

山崎

日本初の蒸留所として名高いのが山崎。環境省が選ぶ名水百選に数えられる『離宮の水』で仕込まれた香り高い伝統のウイスキーは、世界的評価を受けています。創業時と変わらぬ高い水質、こだわりのモルトが、何とも言えない重厚感を漂わせ、甘みと心地よいウッディな香りの絶妙なバランスはさすがの一言です。

 

12年・18年・25年など大人気の熟成物は現在価格が高騰していますが、ノンヴィンテージ(NV)の山崎も十分美味。ハイボールにするには高級すぎる気もしますが、ハイボールが絶品であるのは言うまでもありません。ただし、ノンエイジでも現況ではお高め価格がついています。

 

角瓶

変わらないフォルムの瓶が、少しレトロな味わいをかもし出している角。実は薩摩切子がデザインのお手本だと言われています。日本情緒溢れるこのボトルも含め、サントリー角瓶は1937年のリリース以来、長い間愛されてきた国民的ウイスキーです。

 

角の特徴は、クセのない風味で誰にでも楽しめる飲みやすさ。特に白の角瓶はより辛口でキレがあり、食中酒としても大のおすすめです。ハイボールにすれば、さらに爽やかかつまろやかになるので、ウイスキーを飲み慣れないお客様にも安心しておすすめできるでしょう。

 

余市

創業者の竹鶴政孝がスコットランドに留学して培った技能を余すところなく製品化したのが、この余市です。ストイックに追究された上質なシングル・モルトは、麦芽の香ばしさを前面に出した力強いウイスキー。強めの炭酸で割って飲めば、お客様を元気にできそうです。

 

スコッチ・ウイスキーへの入門編としても最適ですし、ミントの葉を加えてすっきりさっぱりと飲みたいという辛口好きの方にもぴったり。食材にこだわりのあるお店なら、ウイスキー造りへのこだわり強い、こんな銘柄を仕入れてみるのも素敵なのではないでしょうか。

 

響(ひびき)

かのサントリーが創業90周年の記念アイテムとしてリリースしたのが響。発売当初から、その重厚感と気品に満ちた出来栄えは大きな反響を呼び、現在に至るまで国産高級ウイスキーブランドの地位をほしいままにしています。国際的なコンテストでの受賞歴も数知れません。

 

響の特徴は、甘みも含む華やかな香り。また、長期熟成を得意とし、21年や30年などは、ほとんどお宝的な扱いとなっています。ハイボールには12年が最適という声が多いですが、他の銘柄同様、価格はかなり高騰中です!

 

業務用国産ウイスキーのまとめ

今回は、何かと話題のジャパニーズ・ウイスキーについて解説してきましたが、参考になる話題はありましたか?国産物は、老舗のプライドにかけて、各蒸留所でストイックなウイスキー造りが続いています。熟成品はなかなか手が届きませんが、ノンエイジも美味なので、ぜひお試しください(ノンエイジもそれなりの価格ですが…)。

 

また、他にもニッカやトリスなど、コマーシャルでおなじみのすぐれた国産ウイスキーが市場には豊富に出回っています。ハイボールブームはもはや定着気味の昨今、飲食店に国産ウイスキーの仕入れは不可欠となっているのではないでしょうか?

 

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