トップページ > コーヒー豆品種とは?業務用コーヒーを仕入れる前に知りたい基本!

コーヒー豆品種とは?業務用コーヒーを仕入れる前に知りたい基本!

飲食店関係者の皆様、こんにちは!食らぶログ編集部のワタベンです。今回は、多くの飲食店でふるまわれているコーヒーの基本を解説していきます。さて早速ですが、一概にコーヒー豆と言っても、コーヒー豆の品種にはさまざまな種類があるのをご存知ですか?

 

この記事では、コーヒー豆の代表的品種の特徴についてわかりやすく解説していくよ!

そもそも、コーヒー豆って何なの?と思うことがありませんか?ここでは、もともとコーヒー豆がどのようなものなのか、コーヒー豆の焙煎度とは何かという超基本から説明し、コーヒー豆品種について理解しやすくなるように工夫しています。ぜひ、コーヒーの仕入れにお役立てくださいね!

 

そもそもコーヒー豆って何?超基本解説!

そもそもコーヒー豆とは、『コーヒーノキ』という樹になる実です。コーヒー豆の品種とは、すなわちコーヒーノキの品種そのものであり、アフリカ原産のいくつかの原種と品種改良・突然変異等によって発展してきた栽培品種で構成されています。ここでは、コーヒー豆がどのようなものなのか、わかりやすく解説します!

 

コーヒーノキの花はジャスミンのような芳しさ!

コーヒーノキは、アフリカ原産の熱帯植物。アカネ科コフィア属に属する常緑の低木樹です。年に一度咲く白いかれんな花はジャスミンのような香りを放ち、花が終われば実がつきます。これがコーヒーの実。多くは赤く色づいたら収穫されますが、種類によっては黄色く色づくものも。

 

このように、コーヒーの実は多くが赤く色づくことから、コーヒーチェリーという愛称で呼ばれています。コーヒーチェリーはそのままコーヒー豆として使用するわけではありません。

 

果肉は除去され、精製・乾燥を経て選別された種子がコーヒーの生豆となるのです。この生豆は焙煎することによって初めて、皆様がお店で提供するような香ばしいコーヒー豆の姿となります。

 

コーヒー豆の焙煎度がわからない方へ

コーヒー豆は、もともとの品種もさることながら、焙煎の度合いによって風味が異なります。この焙煎(ロースト)の度合いは仕入れ時などによく見かけるものですが、実際に『浅煎り』とか『フレンチロースト』などと言われてもよくわからないという方も多いのではないでしょうか?ここで、ざっくりと理解しておきましょう!

 

浅煎り(ライトロースト シナモンロースト)

浅煎りは、飲食店などで提供されるようなタイプではないと言えます。豆の風味を確かめるために業者さんなどが試飲する際に使用する焙煎度であることがほとんどです。浅煎りであるほど酸味が強く出る、ということを覚えておきましょう。

 

中煎り(ミディアムロースト ハイロースト シティロースト)

アメリカンコーヒーからスタンダードな風味まで、一般的な喫茶店やレストランで提供されるコーヒーはだいたいここの範囲に収まります。シティーローストではかなり酸味が抑えられてコクが出てきます。幅広いお客様の好みにマッチする、言い方を替えれば『無難』な範囲と言えるでしょう。

 

深煎り(フルシティロースト フレンチロースト イタリアンロースト)

アイスコーヒーや、カフェオレ・カフェラテ、エスプレッソなどに使用される酸味がほとんどない濃厚で香ばしい焙煎タイプです。上記のようなメニューを提供する飲食店には必携と言えます。

 

コーヒー豆は、コーヒーノキの木の実の種子部分だということがおわかりいただけたかな?

 

コーヒー豆の品種とは?わかりやすく解説します!

コーヒー豆にはコーヒーの三原種と呼ばれる、アラビカ種・ロブスタ(カネフォラ)種・リベリカ種という三大品種があります。しかし、現在リベリカ種は生産量がきわめて少なく、ほとんど市場流通していません。ここでは、アラビカ種・ロブスタ種の解説を行います。

 

コーヒー総生産量の7割以上!アラビカ種

市場で手に入るレギュラーコーヒーの豆のほとんどが属すると言ってもいいのがアラビカ種です。アフリカや中南米を中心に世界中で栽培され、病害虫にはやや弱いという繊細な特長はありますが、その反面品質の良い種類が豊富で、高級品も多い品種として知られています。ここで、アラビカ種の中でも代表的な品種を一部ご紹介します。

 

ティピカ

細長くスリムな形が特徴的な品種。この品種から多くの交配種が誕生しています。エチオピアから南米など各地へ伝わったとされる説があり、エチオピア・イエメンなどのアフリカ、ジャマイカ・パナマ・ドミニカなど中南米のほか、インドネシア・パプアニューギニア等でも栽培されています。風味が良く、高級豆に多い品種です。

 

ブルボン

小ぶりで四角っぽい形をしたコーヒー豆。ティピカとともに2大原種と呼ばれています。原種そのものの生産性はもともと低かったものの、優良な血統を引き継いだ交配種等が非常に多く、香り高いブラジル・グァテマラ・エルサルバドルなどの中南米や、個性豊かなコーヒーを生産しているケニア・タンザニアなどでも栽培されています。

 

カトゥーラ

ブルボンの系譜にある突然変異種と言われている、ブラジル原産の品種です。ジャマイカの島嶼部・ニカラグア・コスタリカ・グァテマラなど中米でさかんに栽培されています。非常にフルーティーな香り。

 

カトゥアイ

カトゥーラの交配種です。カトゥーラよりも丈夫で生産性が良い傾向にあるとされますが、カトゥーラの血統だけあり、フルーティーな香りがあります。カトゥーラを栽培している国で多く栽培されています。

 

マラゴジッペ

2大原種の一つ・ティピカの突然変異種です。希少種の範囲にありながら、独特の芳香がある人気の品種。コーヒー豆の中ではかなり大きく、エレファントビーンの愛称があります。

 

インスタントコーヒーなどに多い!ロブスタ種

コーヒー生産量の3割程度を占めながら、アラビカ種のように栽培品種が豊富でないのがロブスタ種。実は本来ロブスタ種はカネフォラ種という原種の中の一品種名に過ぎないのですが、カネフォラ種の中で一般的に流通しているほとんどの品種がロブスタ種であることから、ロブスタ種の名称があたかも原種名のように使用されています。

 

低地で栽培されることが多いロブスタ種は、アラビカ種と比べて栽培に適する温度帯が高く、病害虫にも強いのが特徴です。それに加えて生産性も高いのですが、品質として見た場合、全体的に苦味が強く独特のにおいもあるため、レギュラーコーヒーやストレートコーヒーには不向きとされています。

 

ロブスタ種は主にインスタントコーヒーの原料やブレンドコーヒーに混ぜ込む豆として利用されることが多い品種と言えるでしょう。レギュラーコーヒーとして飲食店で仕入れられることはあまりなく、あるとすれば苦味の強いフレンチローストの豆やカフェラテ等ミルクと割る系のコーヒー用やブレンド用となるでしょう。

 

業務用コーヒーのまとめ

今回は、コーヒー豆に関する基本的な解説をお届けしてきましたが、いかがでしたか?正直なところ、コーヒーの産地やストレートコーヒーの種類などに比べて、コーヒー豆そのものの品種の知識が必要な場面はさほどないかもしれません。

 

しかし、飲食店で仕入れられているレギュラーコーヒーの、豆の多くはアラビカ種であること、インスタントコーヒーの多くはロブスタ種が使われていることなどは、知っておくと良い知識です。

 

また、焙煎度についても、ざっくりとで良いので記憶に留めておけば仕入れの際に役に立ちます。ぜひ今回の記事を参考にして、あなたのお店が求めるコーヒー豆に出会ってくださいね!

 

この記事がお役に立ったらぜひシェアをお願いします。
執筆者のモチベーションに繋がります。

飲食店の仕入れ担当者さまへ売上を上げたいとお悩みの食材卸業者さまへ

業務用 酒・飲料の新着トピックス

  • 業務用青果
  • 業務用精肉
  • 業務用鮮魚
  • 業務用惣菜・加工品
  • 業務用 豆腐・練り物・麺類
  • 業務用 酒・飲料
  • 業務用 米
  • 業務用 菓子・パン・デザート材料
  • 業務用 乳製品・卵
  • 業務用 調味料
  • 業務用 農産乾物・海産乾物・缶詰
  • アウトレット市場
  • こだわり市場
  • 季節の市場
  • 少量市場
現在のパスワード
新しいパスワード
パスワードの確認

パスワードを変更しました。


処理中です