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仕入れを輸入果物に頼るべき種類とは?輸入高の多いフルーツ4選

業務用食材に関するお役立ち情報をお伝えする食らぶろぐへようこそ!編集部のワタベンです。いきなりですが、飲食店関係者の皆様、近ごろ国産果物が頑張っているなぁと思いませんか?オレンジ・レモン・キウイ・マンゴーなど、かつては輸入果物のイメージばかりだったフルーツも、いまや国産がどんどん出回るようになりましたよね。

 

でも、やっぱり輸入果物に頼らなくちゃ!っていう場面もたくさんあるよね。今回の記事では、輸入物であることがブランドともなっている、輸入高が多い信頼の輸入フルーツをご紹介しちゃうよ。

 

その土地で量産されるのには、それなりのワケがある!というわけで、飲食店のさまざまなシーンで利用したい輸入果物をご紹介しつつ、時々悩むこともある果物の選び方についても解説していきます。よろしかったら、最後までおつき合いくださいね。

 

安定感がスゴい!おすすめ輸入果物4選

あなた様の飲食店では、果物をどの場面でどのくらい利用していますか?ここはコストをかけて国産果物にこだわりたいという場合もあれば、希少な国産を仕入れることはできない…という場合も。そもそも、物理的に国産フルーツが入手できないことも少なくありません。ここでは、輸入高が多く、ブランド感の強い輸入果物をチェックしていきましょう!

 

バナナ

厚労省によりますと、2016年に世界でバナナの生産量が最も多かった国はインド。その年間生産量はなんと2912万4000トンだったといいます。ちなみに日本はどうだったのでしょう。

 

日本でバナナが生産されているのかって?実は日本でも徐々にバナナの生産が行われるようになり、その動向が注目されているのです。しかしながら、先ほどお伝えしたインドの生産量とは比較になりません。2016年の生産量はわずか32トンだったということです。

 

国産バナナは主に沖縄・鹿児島などで作られており、沖縄や小笠原地方の小ぶりなバナナは『島バナナ』としてブランド化し、ニーズも拡大しつつあります。でも、国産バナナはまだまだかかるコストもリーズナブルとは言えない水準であり、業務用の仕入れに対応しうるかというと、一定量以上は難しいのが現状かも。

 

バナナ輸入組合によれば、日本が最も多くバナナを輸入している相手国はフィリピンです。その数は全体の8割以上に及び、輸入果物全体でも6割ほどを占めているのだというから驚き。フィリピン以外ではエクアドルや台湾から輸入されています。

 

バナナは熱帯特有の果物。南緯30度から北緯30度と、いわゆる赤道ベルト近辺での生産が豊富です。強い太陽光や高温・高湿を必要とするバナナ。大量仕入れの際は、輸入果実の優秀なコスパに頼るしかないと言えそうです。

 

フィリピン産バナナ

業務用価格目安 \350/kg 前後(業務用卸売価格は卸売業者様により異なります)

 

パインアップル(パイナップル)

沖縄県産パイナップルの人気が高まっている一方、小ぶりな一玉が\1,000程度することもある国産パイナップル。熱帯地方で栽培されるトロピカルフルーツの一種であるため、現在のところ国産果実に十分な供給を求めるのは厳しいのが実情ですよね。

 

日本がパイナップルを輸入しているのは、先ほどご紹介したバナナ同様、主にフィリピンから。しかし、バナナと異なる点は、仕入れた時はほぼ確実に食べ頃だということ。ちょっと若かったなぁ。そんな失敗はほとんどないというわけですね。というのも、パイナップルは収穫後に追熟させることがないというのです。

 

豊富な収穫量を誇るフィリピン産のパイナップルは、品質が安定しており、業務用ともなれば物量が多いため、価格も安定的にリーズナブル。カットフルーツの代表格として人気が高いフルーツなので、ぜひ飲食店で積極的に活用しましょう。

 

フィリピン産パイナップル

業務用価格目安 \230/kg 前後(業務用卸売価格は卸売業者様により異なります)

 

グレープフルーツ

編集部が人気飲食店をリサーチする中で印象的だったのは、グレープフルーツのニーズの多さです。グレープフルーツは、生食用のほか、ケーキ・ゼリーなど製菓材料としてはもちろん、フレッシュジュースやアルコールを割るための果汁としての需要もかなり高い果物。大量の仕入れを必要とする飲食店も多いフルーツなのです。

 

愛媛県・和歌山県・三重県など、国産グレープフルーツの生産に成功し、それぞれに品質も高評価を得ているのですが、それでもまだまだ国内自給率はかなり低いため、安定仕入れや大量仕入れについてには課題が多い状態と言えます。

 

そんな時は輸入果実の出番。アメリカ・カリフォルニアや南アフリカ産などグレープフルーツ栽培がさかんな国からの輸入物が便利です。品種・銘柄によって、甘みの強いタイプや外観の違いなどもあるほか、価格帯もさまざまで選択肢も豊富。自店のニーズに合うグレープフルーツを見つけやすいのが利点です。

 

輸入グレープフルーツ(ルビー)

業務用価格目安 \400/kg 前後(業務用卸売価格は卸売業者様により異なります)

 

アボカド

国産のアボカドがまろやかで美味しいことをご存じですか?愛媛県・和歌山県・鹿児島県など、もともと果物生産がさかんですぐれた栽培技術を持つエリアでは、国産アボカドを盛り上げていこうと、生産者の方々が努力を重ねておられます。ぜひ、今後の国産アボカドの供給拡大に期待したいですよね。

 

ところが、現状アボカド人気は非常に高く、さまざまな飲食店のメニュー表にはアボカドの文字が躍っています。日本で食べられているアボカドの輸入先は、ほとんどがメキシコ。生産の中心は南米やニュージーランドなどの気温の高い国や地域です。

 

メキシコ産のアボカドは年を通じて仕入れることができ、飲食店にとっては欠かせない存在。季節を問わない定番メニューにアボカドを組み入れているお店にとっては、輸入果実が大きな味方となっています。

 

メキシコ産アボカド

業務用価格目安 \600/kg 前後(業務用卸売価格は卸売業者様により異なります)

 

 

ご紹介してきた果物は、輸入物を選ぶことで、量やコスパの安定を図れる種類ばかり。でも、見方を変えれば、国産物の栽培が徐々に広がりを見せているものばかりでもあり、国産果実の仕入れが今後楽しみな果物とも言えるね。

 

 

 

仕入れに便利!美味しい果物の選び方

記事の前半では、安定仕入れ・大量仕入れにおすすめの輸入高の多い果物をご紹介してきましたが、仕入れの際に重要なことといえば、果物の品質の良し悪しですよね。ここでは、先ほどご紹介した果物の選び方をチェックしていきましょう。

 

バナナは房の付け根に注目してみてください。房の付け根が貧弱なものは避け、がっしりとしたものがおすすめです。スイートスポットと呼ばれる黒っぽい斑点状のものが見えるものは甘みが増しています。

 

輸入果実に多い、まだ青みの残るものを完熟物と同時に仕入れて順に使用していくのも良いでしょう。全体としては丸みを帯びたものが品質が良い傾向にあります。

 

パイナップルは、表面のごつごつした厚い皮が、赤みがかった色をしているものを選ぶと良いでしょう。果皮は観察しにくいですが、よく見た時に光沢があるものがおすすめ。皮の上からでも香りが強くし、葉を上にして立たせたときに下方がどっしりとしているものを探してみてください。

 

グレープフルーツはできれば手にのせてみて重量感のあるもの、果皮がなめらかなものが良いでしょう。軽い感じがするものや果皮が粗くごつごつしているものは、果肉の実詰まりが悪いおそれも。さらに、果皮の丸みが途切れてフラットになってしまっているものなどは避けるのがベターです。

 

アボカドについては、すぐに提供したい場合は、すでに熟している必要があるため、緑色のものは避けて黒っぽいものを選んでください。また、ヘタの周辺の果皮がぶかぶかしているものは、質が落ちているか未熟の可能性が。手のひらでやさしく握ってみて、むっちりと弾力を感じれば食べ頃です。

 

輸入果実のまとめ

果物には、その果物の生育にとって非常にすぐれた環境や栽培技術を誇る国があります。気候の変化などにともない、国内での生産など考えられなかったフルーツがどんどん国産でお目見えしているのは今後ますます楽しみですが、輸入果実に頼るべき種類がたくさんあるのも現実。

 

飲食店で国産果実のブランド力を利用するためにはそれなりのコストを使いますが、輸入果物にも輸入果物なりのブランド感があるので、そこは上手に住み分けをしつつ、バランスの良い仕入れを心がけていったら良いのではないでしょうか。

 

今回も最後までおつき合いくださって、本当に感謝しております。皆様のお店が輸入果実の仕入れによってますます活気溢れますようお祈りしています!

 

 

参考URL

http://www.mofa.go.jp/mofaj/kids/ranking/banana.html

http://www.banana.co.jp/basic/knowledge/import.html

*記事中お示しした価格は食材の出回り時期の参考価格です。

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